しりあがり寿先生の回転展@練馬区立美術館に行ってきました
連休中、練馬区立美術館でしりあがり寿先生の「回転展」を見てきました。
しりあがり先生だし、練馬区立美術館だし、絶対面白いという期待を胸に
行きましたが、いやー期待を裏切りませんでした。
面白かった~!おすすめです。
今回の展覧会、山下裕二先生は「禅」といい、弐代目青い日記帳のtakさんは「デュシャン」といいました。
うん。
確かにこれはデュシャンであり、禅であり。。
しかし、展覧会の前半のしりあがり先生のマンガを見るに
この展覧会での「回転」は、間違いなくあのしりあがり寿先生ワールドに通じるなあと確信しました。
例えば、「弥次喜多inDEEP」でのシュールな世界。
たぶん、しりあがり先生の中には、まずあのシュールな世界があって
いままではマンガ(もしくはマンガを使ったインスタレーション)でそれを表現していましたが
今回思い切って、そのものの世界を表現してみた。
そんな風に感じました。
しりあがり先生の芸術宣言。まわるやかん。立ちつくす娘(5歳)。この後、娘は自ら回転し始めました。

古墳も生活雑貨も全部回る。

ダルマも回る。ダルマはひとりひとり異なるおしゃべりをしております。


圧巻だったのは、この展示スペース。ほっとけばゴミ以外なんでもないものが全部回ってる。自分以外全部のものが回転する、パラレルワールドにやってきたようでした。
娘も結構面白かったようで、帰りしなに「まわるやかんのパラパラメモ帳」が欲しいというので購入。自分用には、最後の展示スペースのポストカードを購入。
しかし、練馬区立美術館、攻めてるなあ。前回の横井弘三の展覧会もかなり攻めてると思ったけど、今回もまたかなりのもの。練馬区立美術館にハズレなし。
展覧会は2016/9/4 (日)まで。
追記
練馬区立美術館のカフェコーナーのシュークリームがなかなかのおいしさ。
たぶん昼頃からの営業なので、昼以降に行かれる方には絶賛おすすめ。
追記2
美術館横の公演は、動物のオブジェがあってちびっこ大喜び。
お子様連れで行かれる方は、帰りにこの公園で遊んで行くと
楽しいと思います。
映画版はコミックとは全然別物ですが、かなり好き!
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