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去年マリエンバートで

以前、何の機会だったか、町山智浩さんの「去年マリエンバートで」の解説をWebの記事で読みまして。

去年マリエンバートで、って20歳ぐらいのときに好きだったけど
しばらく見てないなあ。
今見るとどんな感じなんだろ?と思って、観てみました。
普段だったらツタヤでDVDをレンタルするのですが、なんとDVDがどこにもない!
ちなみに比較的品揃えのよい新宿ツタヤにはありましたが、なんとVHS・・・。
Amazonにもありますが、ブルーレイなんですよね。DVDはいま販売してなくて中古で結構いいお値段がついている。
…というわけで、無料の動画サイトを探してみたらありました!
DVDやブルーレイで見た方が画はキレイだと思いますが
この際、仕方なし。
で、観てみたところ
「相変わらずわけわかんない映画ですが、やっぱり好きだなー!」
と思いました。
多分「好き」の度合いでいうとたぶん昔の方が好きで、
その理由はやはりこのシュールさだと思います。

10代の頃、キリコとかマグリットとかシュールリアリズムの絵、ほんっとに大好きだったもん。

カメラは動いているのに、パーティのお客さんの動きが止まったり。
あの豪華な館で延々とパーティとゲームを繰り返しているところとか。
主演のデルフィーヌセイリグの無機質な美しさとか
シャネルの衣装とか。
まあ、あとストーリーは基本「藪の中(羅生門)」ですよね。これも私のツボなんですが。。
要は、
1.現在
2.Xの回想(Xにとっての主観的事実)
3.Aの回想(Aにとっての主観的事実)
4.過去(客観的事実→Mの視点)
がシャッフルされてて。デルフィーヌセイリグの衣装を見れば、1~4のどのシーンかはなんとなく分かりますが、観てる側はまあ混乱するわけです。
でも、その混乱すら私には至福で。やっぱ好きだなあ。
町山さんの解説では「去年マリエンバートで」の元ネタとなった小説「モレルの発明」についても触れられているのですが、元ネタの話を聞いて、私がこの映画を好きな理由がさらにはっきりしたように思います。
なんかね。わたし、「孤島のような場所の豪華な館で(幻のように)延々とパーティとゲームを繰り返している」ってシチュエーションが好きみたいです。
シチュエーションはちと違うのですが、キューブリックの「シャイニング」とかも。あ、あと「ワイズアイドシャット」も近い気がします。
まあ、そんな感じで、久々にみた「去年マリエンバートで」はホントよかったですよ。
で、あの有名なお庭のシーンをお菓子のジオラマで作ってみました。
植木の影に比べて長く長く伸びる人物の影。実際の撮影では人物の下に黒で絵を描いたそうです。
こちらは、ジオラマ用の人物の模型(模型ファクトリーで購入。スケール1/200)の下に抹茶を水で溶いたものを筆で塗り塗り。植木は抹茶クッキーで作りました。植木が「ポルテ」みたいになってしまった
影もヘンテコな感じですが、シュールな雰囲気は出てるのではないかと。
自分的には結構満足。
しかしジオラマって楽しいなあ。小学生ぐらいのとき箱庭的な模型にハマったことがありまして。結構好きなんですよね。模型ファクトリーにはパーツがいっぱいあったので
お菓子以外にも小物を作ったり。いろいろアイディアが広がりそうです。
ブルーレイのパッケージ、かっこいいけど、DVDのパッケージの方が好きかなあ。
パラダイス山元さんのマン盆栽はジオラマ好きにはたまらない一冊です・・・。

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