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美味しい/おいしい

いつだったかこのブログにも書いた気がするのですが、私にとって、フロリレージュやらバリックやら、レストラン(特にフレンチ)に行くってなんだか美術館やお芝居に行く感覚と近いんですよね。
実際
川手さん自身もリニューアル後のフロリレージュを「劇場のような場所」と言っていたし、
サービスも御料理も演出も、廣田さんのお花も含め、ホント劇場に近い場所になってる気がします。
で、最近では、美術館に行ったり、劇場に行ったりすることが
「食べる」ことに近いなあと思い始めました。

育児にも少し余裕が出てきて、美術館に行く機会も増えていて。

以前ほどではないにしろ、かなり頻繁にアートを楽しめるようになってきました。
で、こないだ東京ステーションギャラリーでモランディー展(4/10まで。超おすすめ!)を見ていたときにふと
「このモランディーの絵のピンクってなんだかおいしそうだなあ」


と思ったのです。
この場合の「おいしい」というのは「美味しい」とは微妙に違っていて
赤瀬川原平さんが「名画読本」でおっしゃっていた「この線はおいしいなあ」とか
そういう意味の「おいしい」に近い。
しかしながら、
いま頻繁にアートに触れ、ああよかったなあ、面白かったなあ、元気になったなあとお持っている状態って、なんだかごはんを食べたときと似ているなあと。
目で見て、視覚的なものからエネルギーをもらって元気になっている。
実際、モランディ展の絵画は目がうれしがるような優しい色合いのもので
観終わったあと、目が喜んでいるなあ(というか脳とかこころが喜んでいるんでしょうけど)と思ったんです。
そこからさらに進んで
このモランディ展のピンクを何か食べ物で表現すると。。とか考えてる自分がいましたw
きっかけは、先日の日月山水図屏風のクッキーだったわけですが、
ときどきアートに触れていると、それが食べものに変換されてしまうときがあって。
日月山水図屏風の場合、これを食べ物で表現しようとは微塵も思わなかったのですが
あの濃い緑の山を見ていたら「なんて美味しそうな抹茶味・・・」とか考えていた自分がいたわけです!はあ。なんという食い意地。
赤瀬川さん的な「おいしい」から
さらに進んで「美味しい」という感覚が芽生えた自分がおかしくて。
レストランで美術館を楽しむような感覚
をおぼえたことが
美術館で食べ物を楽しむような感覚
を呼び覚ましたのか。
これらの相互の関係がなんだかおもしろくて
ブログに書き留めてみました。
冒頭の写真は、最近ハマっている抹茶クッキー。
丸いクッキーを見てたら、これで松を作ったら面白いかも!と思って丸いクッキーを3つ合体させて松の形にしてみました。
左から、おそまつ、からまつ、チョロまつ、ということにしまして、おそまつ君から食べましたw
ああ美味しかった!
抹茶クッキーのレシピはこちらを参考に。
私は砂糖の分量を:70g→50gに減らし、焦げやすいので焼成時間は180℃で12分にしてます。抹茶は丸久小山園の又玄を使ってます。濃厚でホント美味しいです。おすすめ。

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