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カズオイシグロ「わたしを離さないで」読書会でした

二か月に一遍のSF読書会。
今回は「わたしを離さないで」でした。
いままでSFの古典を読んできたのですが
今回はもう一度読みたい、というリクエストがあったこの作品に。
わたしはたぶん一年ぶりぐらいに読んだのですが
前回読んだときよりも感動してしまいました。
一回目に読んだときには映画も見たので
その映像の記憶も蘇りつつの二回目の読書。
映画をご覧になった方は分かると思いますが
イギリスの曇天、さむーい景色。
これをね、寒い冬の日に読むんですよ。
沁みます。
特に最後が、沁みる沁みる。。
あと、カセットテープのエピソードが前回よりもぐっときて。改めて
この本の装丁、素晴らしいなと思いました。
ネバーレットミーゴー。
わたしはてっきり本当にある曲なのかと思いきや
架空の曲なんですね。
カズオオシグロが、村上春樹からもらった(この二人に親交があったのは
妙に納得!)jazzのコンピレーションアルバムにこのタイトル(または似たタイトル)
の曲が入っていて、それに着想を得たとか。
この曲のエピソードはラストでも重要な役割を果たすわけで
改めてジンときました。
読書会の当日、友人宅で、NHKのカズオイシグロのドキュメンタリーも見せてもらいつつ
本の内容やら、クローンやら、妊娠やら、結婚やら。
女子ならではの(?)深ーいい話もたくさんできて、楽しいひとときでした。

読書会のときにはいつも本にちなんだお菓子を持参するのですが
今回はドリーのクッキーにしました。
※前回も羊でしたけど、今回はドリーを意識して白い羊にしました。
友人宅で頂いたコーヒーもとーーーっても美味しくて
しあわせなお茶タイム。
たぶんこの作品のモチベーションはドリーだと推測していましたが
ドキュメンタリーでも本人もそういっていて、「やはりそうか」と思った次第。
友人たちにも好評でよかったよかった。
当日は娘たんも連れて行ったのですが、娘たんが友人宅のNちゃん(2歳)と
仲良く遊ぶ姿を見ながらこの作品の読書会。
改めて子どもたちを愛おしく感じました。
カズオイシグロは「日の名残り」とこの作品しか読んでいませんが
今はこの作品の方が好きですね。昔は「日の名残り」の方が好きだったけど。
両方とも映画化されています。両方いい感じで映画化されていますので機会があればぜひ。

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