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食は旅に似ている

むかし岡田斗司夫さんコラム「ま、金ならあるし」で

銀座の久兵衛のお寿司を食べたときの話が書かれていて
色々考えたことがあったのでメモ。
岡田さんは8000円のお寿司を食べて、
4000円のお寿司の1.3倍ぐらい美味しい気がした。
けど
5万円のお寿司は、たぶん8000円の2~2.5倍ぐらいの美味しさしかないだろうなあ。
値段と美味しさの関係は正比例しない。
みたいなことが書いてあって、
…そんなの当たり前じゃないか!!
と思った覚えが。

元夫を含め、「美味しいものを食べるのが好きな人」はたぶんこういう考え方はしていないよね。

岡田さんが書いているとおり
ある程度の金額まではだいたいお値段と美味しさとは正比例の関係なんだと思う。
でも、美味しいものを食べるのが好きな人は、たぶんそっから先の世界を見たいんだよね。
必ずしも正比例の関係ではない金額を払っても、もっと美味しいものを食べたい、というか体験してみたい。
今まで体験してきた世界の外側へのエクステンションのためのお金を払っているというか。
そういう意味では
ちょっと旅にも似ているかなあと思います。
南米のマチュピチュだの、ウユニだの。
ハワイとかのパック旅行の何倍ものお金がかかるわけで、そこにハワイの何倍かの楽しさがあるかといえば必ずしもそうではない。
でも何倍か払わないと体験できないものがある。
だから何倍かのお金を払っても旅をするんでしょうねえ。
元夫の周辺にいる美食家に人もたぶんおんなじ考え方の人が多いと思います。
関係ないですが
いま自分が42歳で、いろんな楽しいことを経験してきて思うのは
美食は一番手軽(?)でコストパフォーマンスの高い趣味だと言うこと。
これにお酒という趣味が入ってくると、
また違うのですが、「食」だけに限定すると
高ーいものを食べたとしても数万程度だし、たぶんそれだけの食事をしても
それなりの満足度が得られる(確率が高い)。
ハズレが少ない。
旅のように事前準備やら時間のマネジメントがあんまり必要ないし。
特に子持ちの今は食が一番手軽で満足度が高い。
これは外食だけでなく
ウチメシでも同様で、それなりに高い食材使ってもたかが知れてるし
満足度が高い。
なので、食に使うお金はできるだけ高い方がいいです(たぶん)。

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