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スタンリー・キューブリックの写真

ツイッター上で、スタンリー・キューブリックの「look」時代の写真が話題になってて。
いくつか写真を見てみたら面白いので図書館で写真集を借りてきました。

元ネタはこちら

借りてきたら意外と大型の写真集で驚きました。
写真の数もかなり多い。見応えあり!
さすがというかなんというか構図も面白い。
上記のサイトで紹介されていた写真も
一連の写真からの文脈で「なるほど、そういう写真だったんだ」と
思わせる部分があり、おすすめです。
(ただし絶版なので図書館や中古で探してみてください)
アンリカルティエブレッソンの写真に通じるものがあるなあ
と思っていたら、案の定、キューブリックはブレッソンからの影響大とのこと。
なるほどね。
個人的には(ブレッソンファンなので)
やっぱりブレッソンには及ばないなあと思う部分が多く
写真としては大変面白いし、才能豊かだけれども、写真はここでやめておいて
映画に転向して正解だったんじゃないかなと思いました。
繰り返しになりますが
構図はほんと面白いです。
さすがというか、あふれる才能を感じます。
で、構図でふと頭に浮かんだのが
黒沢明。
黒沢明も(全部の作品を見たわけではないのですが)
構図が素晴らしいなと思っています。
特に「これはすごい」と思ったのが
「白痴」
もう北海道の道のシンメトリーな構図とか
本当にもうドびっくりな構図のオンパレードで
この人絶対絵を描いてたなと思ったら
案の上、そうでした。
絵コンテ集とかそれだけれ立派な「絵画」のレベル。
実は黒沢明の作品ってあんまり好きじゃないんですが
この画面構成力みたいなものは本当にすごいと思います。
翻ってキューブリック。
よく
「写真(というか構図)がうまい人って絵を描いてもうまいよね」
って話がありますが、
キューブリックはどうだったんだろう?
と思いました。
確かに構図はすごいのですが
これが絵を描くという段になったらどうなのか。。
(あんまりうまくなかったんじゃないかな)
なんとなくそう思います。
もちろん
凡人よりかはずっとずっとうまいだろうけど。
それは黒沢明の映画と比べるとよく分かって
黒沢明の映画って、あの絵コンテを見ると
やっぱり絵画がベースで、絵をどう作っていくか
という考え方だったと思います(推測)。
でも
キューブリックはたぶんそうじゃない。
あくまで、
映像をどう作っていくか、
とか
グラフィックをどう作っていくか
という考え方だったのではないかと思います。
どちらかというと
(古典的)絵画寄りの映像だと思われる
「バリー・リンドン」
を見ても、ああいう感じですからね。
やっぱり絵画じゃないな、と。
#あくまで推測です
キューブリックの写真集見て
いろんなことを考えてしまいました。

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