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原因から見るか結果から見るか

11/29(金)にオープンした
新宿三丁目のルイヴィトンの旗艦店

大好きなスードーホーの作品が展示されていると聞き
行ってきました。

噂どおり
かなりダイナミックで見応えがある作品でした。
天井から赤&黄色系のグラデーションに彩られた
、42,000体のフィギュアがぶら下げられ
なかなかに圧巻。

店内入って二階からもじっくり見てみたんですが
意味、というかコンセプトがよく分からない。

今までスードーホーの作品はいくつも見てきたのですが
どの作品もコンセプトは割とわかりやすかったんですが。

なんとなくしっくりこなくて
店員さんに作品名を訊いてみたのですが
作品のプレートを見て、ようやく分かるという始末。

これじゃあ作品の意味をきいても
分からないだろうなあと思い
帰宅しました。

でも、なーんかスッキリしない。

気になるので
ルイヴィトンのカスタマセンタに電話したところ
調べて折り返し電話を頂けるとのこと。
(まだお電話頂いてないですが)

ちょっと自分でも調べてみようと思って
スードーホーのこの作品(Cause & Effect)
のことをネットで調べてみました。

英語サイトしか見つからなかったのですが
たとえば、こちらのサイトを見て
「ああ、なるほど!」
と思いました。

説明文もそうなんですが
特に上から二番目の写真。
(末端のフィギュアが地に足をつけている写真)
これがこの作品のコンセプトをよく物語っているなあと思いました。

なるほど
ゆえにCause & Effect(原因と結果)なのか!
と腹落ちしました。

たくさんのものからの影響、たくさんのものが原因となって、今の自分がいる。
それらが(実際の影響のみならず)影響の可能性みたいなものも含めて
全部オーガニックにつながってる様をダイナミックに表現した作品
(と理解しました)

この写真を見て
ああ、この作品、傑作だわ
と改めて思いました。

その一方で
ルイヴィトンでのあの展示はいったい何だったのかとも思いました。
確かに商業空間の演出としては本当に素晴らしい。
あの空間にCause & Effectはばっちり合ってるし。

でも
本当にあの作品の意味を分かろうと思ったときに
あの展示は必ずしもよいものではないんじゃないかなと思いました。
二階部分からは「原因」部分の一部しか見えない
この作品は「結果」へどう繋がっていくかが大事なのに。
「結果」の部分はお店の一階から見上げてもあまり
よく見えないことは、結構致命的ではないかと。

それは、先ほどのWebサイトで
上から二番目の写真(七番下の部分が地上についている写真)がこの作品の理解に役立ったことからも
明らかではないかと思います。

ルイヴィトンは
表参道にもギャラリーを持っているし
アートにもすごく力を入れている企業だと思います。

しかし
エルメス等のアートに対する姿勢とは
まったく違う気がしました。

それは
店内のスタッフの様子からも明らかだと思います。

・・・なんて厳しいことを書いてしまいましたが
Cause & Effectは見応えのある作品なので
新宿三丁目でぜひご覧になってみてください。

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