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東京都現代美術館 夏の展示を振り返る

美術系の記事の更新が滞っておりますが。。
時間を見つけて美術館へはもうでております!
見てから少し時間が経ってしまったのですが
東京都現代美術館の夏の展示がよかったので
振り返りつつ記事を書いてみたいと思います。

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東京都現代美術館の今年の夏休みの展示は
盛りだくさん。以下の4つの展示が見られました。

特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」
オバケとパンツとお星さま―こどもが、こどもで、いられる場所
フランシス・アリス展
MOTコレクション展

4つ見るとかなりのボリュームでしたが
いや、これが面白かった!

4つの展示で一貫したテーマが
「戦争」「夏休み」「子ども」
それが東京都現代美術館なりの視点で
様々な角度から構成されていて
かなーーーーり気合の入った展示でした。

感動しました。


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特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」は
トキワ荘を復元したり、それなりに気合が入っていたし
原画、会場構成もすばらしかったけど
「よくあるマンガの展示会」みたいなかんじがして
いまいちだったのですが
残りの3つを見ているうちにだんだんテンションがあがってきてw

オバケとパンツ~は
こどもが楽しめることが主題ではありますが
ちゃんと「現代美術」しているところが
よかったですね。

とういか現代美術的な視点でたのしむ自分がいつつ
実際遊んでいるチビッコを見ながら
子どもの頃、こういう仕組みでわくわくしたなあと
自分の中の「子ども」が呼び覚まされたり
自分の子ども時代の記憶がよみがえったり。

何と言うか自分の中の「子ども」と付き合う時間が
なかなか新鮮でした。

それと4つの展示の中で
一番よかったのがフランシスアリス展。

最初展示だけ見たときは
いまいちだったなあと思ったのですが
臨場感満点の映像を鑑賞し
その後に、船やらスケッチやらの展示を見たら
(特にあの映像に登場した舟の展示がよかった。
舟の行列が鏡の向こうまで続いているように展示
してあった)
フランシスアリスの今回のプロジェクトのコンセプトが
ぐぐぐと心の中に入ってきたのです。

いや、本当に、私の心の中では

ジブラルダル海峡に
子どもたちが船を持って
想像上の橋がかかった

のです。

映像では、あのジブラルダル海峡の両岸から歩いた子どもたちが
真ん中で出会うことはないのですが(実際、海流が激しくておとなでも
泳いでわたることは困難なほどらしい)
あの映像やら展示を見たら、

私の心の中では
「両岸にイメージの橋がかかった」
のです。

これってすごいことじゃないですか。

あの展示以降、

わたしが世界地図を見て、
あるいは単純にジブラルダル海峡のことを
想像したとき

いつも両岸にイメージの橋がかかった状態なんです。

実際に建造物を作ることなくして
様々な人の心の中に建造物がつくってしまう、

いろんなアーティストがやろうとして
実はできてない(やっていない?)ことを
なしとげたフランシスアリス、すごい人です。

それと
一番最後に見たMOTコレクションもまたすばらしくて。
「見ること」「視線」をテーマにした展示もよかったし
最後の方に見た
・会田誠の戦争画リターンズ
トーマスデマンドの「制御室」
は圧巻でした。

両方とも展覧会で見たことのある作品ですが
まさか、ここでまた見られるとは!
という驚きもあいまって
とてもとても感動しました。

帰りにトーマスデマンドのカタログを発見したので
思わず買ってしまいました!
(だってこないだトーマスデマンドの展覧会に
行ったときは売り切れだったんだもん)

今回の展示は夏休みで終了し
いま東京都現代美術館は改装のため
休館中とのこと。

お休み前に気合の入った展覧会をしてくれた
東京都現代美術館に感謝!

秋からの展示は
「うさぎスマッシュ」
「吉岡徳仁」
どちらも面白そうです。

今年度も友の会更新しちゃおうかなと思ってます。

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