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グルスキー展@国立新美術館、お勧めです

夏休み初日
目黒の某サロンでシロダーラを終えた後
グルスキー展@国立新美術館へ行ってきました。

駅ナカで
カミオカンデの写真を見かけたときあKら
ずーっと見たいと思っていたこの展覧会。

想像以上に素晴らしいものでした。

何と言うか

「このズラーーーっと並んだ感」


グルスキーの必殺技というか
専売特許というか。

すごいですね。

展覧会では
広告以上の
ドデカサイズで展示されててて
(広告もそれなりに大きいのですが)

現物がまたすごい迫力。

グルスキーほど
「展覧会で見ないと迫力が伝わらない」
作家も珍しいかもしれません。

展示方法も非常に凝っていて

いくつかのシリーズものが
意識的に
間隔をあけて展示されています。

シリーズものの作品の反復が
イメージの余韻の重なりになって
独特の印象を残すのです。

例えば
チャオプラヤ川のシリーズが
各コーナに繰り返し登場するのですが
前回の川ではこんなものが写っていたな
とか
前回見た作品の印象が今見ている作品に
重なり合う。

まるで川面に
見えないものが見えてくるような不思議な
感覚におそわれました。

また
靴の販売棚の写真にしても
スニーカがずらっと並んだ販売棚の写真の後に
なんにも靴が並んでいない販売棚の写真を見ると
その靴が何にも並んでいない販売棚に
靴のイメージが重なり合う。

展示レイアウトも作家本人が拘ったというのも納得。

とってもよく考えられています。

ちなみに
作品の展示順が
当日会場で渡された作品リストの順番とは
全然違っていて、作品リストを見ながらだと
やたら見づらくて、見る方は疲れましたが
キャプションが面白いので
行かれる方はぜひ作品リストも見てみてください。

気に入った作品は幾つかあるのですが
やはりカミオカンデの写真や
北朝鮮の写真、ライン川の写真
タイのチャオプラヤ川の写真はよかったな。

グルスキーの作品は
ある種の「批評」も含まれているのだろうけど
それを抑制したような表現になっている。
美というか面白さとしての視点も持ち合わせていて
それらが絶妙なバランスとなっているように思いました。

全体的な質感(?)としては
なぜかトーマスデマンドを思い出したのですが
そうか。

彼もドイツの写真家でしたね。

どちらも「見ること」「印象」「意識」というものを
つよく考えさせる作家ですが、あの独特の雰囲気は
やはりドイツの作家特有のものかもしれません。

~9/16 国立新美術館にて。
(火)定休とのことです。

グルスキーの世界に身を浸す幸せ。

ぜひごらんくださいませ~


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