« コンピュータウイルスに感染させないと見られない作品 | トップページ | 出産祝いありがとうございます »

産後のマタニティブルー

今でこそ
娘とハッピーラブラブな育児生活を送っていますが
産後
いわゆるマタニティブルー、産後うつを経験しました。

子供を産んでしまった。どうしよう。
この子の人生の責任を取らなくてはならない。
ちゃんと育てられるのか。

そんな気持ちが渦巻いて
毎晩病室で泣いていました。

ここでやっぱり母のことがすごく頭の中に浮かんで

当時のツイッターでもこんなことを書いています。

>出産して1〜2週間は精神的に不安定になるせいか、夜になると涙が出て来る。考えているのは母のこと。改めて、私は、母のことを大好きだし、尊敬しているなと。二十代の終わりから三十代前半まで母との関係があまり良くなく、親孝行できなかった事を凄く後悔している。

>これから、私ももっと母から学びたいし、それを娘にも伝えたい。また、母に私の気持ちを伝えて行かなくてはと思った。今まで言葉にできなかったことが沢山あるから。

私は母のように立派な人間になれない。

とか

39歳で出産して、娘が大きくなった頃には
母はもう生きていない。

私が子育てする上でもっと母から学んでおくべきことが
あるのに、間に合わない。

なんでもっと早く出産しなかったんだろう。

とか

とにかく
私にとって母親というのは
絶対的な存在で、母親が死んでしまったら
私は生きていけない。どうしよう
そんなことを考えてめそめそしていました。

今考えるとなぜそんなことで泣いていたのか
不思議なぐらいなんですが
出産直後ってホルモンバランスの関係で
こういう精神状態になるんですね。

入院中
友人が見舞いに来てくれたんですが
上記のことを話したら

今からでも全然遅くない。
子供を産んでお母さんからいろんなことを学ぶ
それが最大の親孝行だよ
って言われて
本当に心が楽になりました。

あと
夜、夫に話を聞いてもらったのもよかったな。
マタニティブルーが始まった当初は
あまりに悲しくてとても夫に話せる状態ではなくて
何日か経ってから
やっと話せる状態になったのを覚えています。
それぐらい酷かった。

今はもう
あのときのブルーな気分は一体何だったんだろう
って感じですが
あのときのブルーが極まった時期があったからこそ
育児の中で不安の感じることを
先にデトックスしてしまったような
ある種
感情の振り切りみたいなものが
あったからこそ
今、幸せを実感できているのかな
とも思います。

それにしても
今回の妊娠、出産でホルモンの力ってすごいな
と改めて実感してます。

胸は大きくなるし、脂肪は蓄えようとするし
出産すれば、母乳が出るし
マタニティブルーにはなるしw

あと、母乳を与えたり、子どもとスキンシップを図ることで
ハッピーホルモンも出るみたいです。

女性が備える機能を色々発動させられて
なんだか自分で自分が面白いです。


|

« コンピュータウイルスに感染させないと見られない作品 | トップページ | 出産祝いありがとうございます »

育児」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 産後のマタニティブルー:

« コンピュータウイルスに感染させないと見られない作品 | トップページ | 出産祝いありがとうございます »