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MOTアニュアル@東京都現代美術館

4/2土久々に美術館に行ってきました。

MOTアニュアル@東京都現代美術館
Img_1561

※チラシは2ヴァージョン。
 左:池内晶子さんの作品、右:冨井大裕さんの作品

MOTアニュアルは、現美が新しい美術をグループ展形式で紹介する展覧会です。

はっきりしたテーマを打ち出すわけではないのですが
毎年「お!」という作品に出会えたりするので結構好きな
展覧会です。

最近、
震災の混乱は落ち着いてきたけど
じんわりとした
「震災疲れ」みたいなものが出てきました。
平日は本屋も図書館も美術館も
18:00までしかやっていないので
疲れていても、仕事帰りに
ちょっと気持ちを潤すってことができなくて
つらかった・・・
土曜も少々疲れていたのですが
エイと清澄白河まで行ってきました。

これが、とってもよかった。

15:00-の八木良太さんのサウンドパフォーマンスの
時間に合わせて行ったのですが
新作の球体型磁気記憶装置(磁気テープをボーリング大のボールにぐるぐるに
巻きつけたもの)&再生装置が摩訶不思議な感じでしたw

展覧会場に展示してあるものも
実際再生させてもらったんですが
立体のレコードであり、カセットテープであり。
ちょいアナログな感じがまた面白い。

でも、今回いちばん印象的だったのは
女性作家陣のもの。

特に
池内晶子さんの絹糸を使った立体作品は
なんともいえない繊細さと浮遊感があって
素敵でした。

木藤純子さんの
水を張ったグラス、桜の花びら、畜光塗料を使った作品
もよかったし、
関根直子さんの
鉛筆画の作品も、日本画的世界にも通じるものがあって
よかった。

※木藤さんの作品は、地震の安全面でのことを考慮して
規模を小さくして展示されていたようですが、
4/7木から本チャン公開再開とのことです。うれしい!

いずれの作品も
日本人ならでは繊細な感性で作られたもので
「やっぱり日本人のセンスって素晴らしい」
と思いました。

常設においてあった
ピピロッティリストの作品も
ごろんと寝転がって鑑賞できる仕組みになっていたし
映し出される映像もなーんにも考えずに
楽しめるものでリラックスできて
よかったな。

※山川冬樹さんの作品もすごかったんですが
これはまた別の記事で書きたいと思います。

展覧会鑑賞後、廊下のところで休憩して
しばらくして
「そういえば震災があったんだよね」
って思い出しましたw

あの空間でアートを鑑賞している間は
その世界に没頭してて
震災のこととか現実の世界とかは
すっかり忘れていたんですよね。

で、振り返ってみると
「震災のことを考えない時間」というのは
震災後初めてだったかもしれない
と思いました。

震災後
夫や友達、仕事での会話でも
震災のことが話題に上らないことはない。
わたしは、こんなにも
震災とか、原発の情報に曝されて
不安な気持ちとかストレスとかを感じてるんだ
って改めて思いました。

そういう意味では、わたしも被災者なんですよね。

東北地方で大変な目にあっている方とは
比べ物にならないけど。

このことについては、ちょっと長くなりそうなので
別の記事で書きたいと思います。

とりあえずここまで。

展覧会は~5/8日まで。

●池内晶子 アーティストトーク
4月24日(日)15:00~
会場:東京都現代美術館ホワイエ
参加無料

も開催されるようです。
もう一度行ってみようかな。

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