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3冊の本が語りかけてくること

少し前のことですが
リーラボで知り合った友達と
四ツ谷PAUL
3冊のリーラボを開催しました!

いつものリーラボは1冊しか紹介しないのですが
今回は3冊まとめて紹介するというもの。
組み合わせは自由
守破離でもいいし
起承転でもいいし
3冊の組み合わせで「文脈」ができる。

ヒントは、松岡正剛氏の「3冊屋」でした。

今回は「とりあえずやってみよう!」って感じだったのですが
それぞれの3冊に、それぞれのパーソナリティが出て
面白かったです。

今回紹介された本を紹介しますと。。

Iくん
「こんなブログを書きたい」
・極楽おいしい2泊3日
・かかわり方の学び方
・帝国ホテルの不思議
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Mさん
「コンピュータの変遷」
・未来を作った人々
・闘うプログラマー
・フェイスブック 若き天才の野望
Photo
※Eさんの写真をお借りしました


ツレ
「調理場という戦場」
・大統領の料理人
・調理場という戦場
・キッチンコンフィデンシャル
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Hさん
「昨日の夜~おとなっていいなぁ~」
・ベストカクテル
・宙の名前
・月刊イラストレーション 安西水丸特集
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Eさん
「私の3人の男」
・ガイチ主義
・五体不満足
・大森南朋
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Yさん
「私の右脳的なもの、左脳的なもの」
・アムリタ
・筆談ホステス
・考える、まとめる、表現する
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そして、私
「男から女への目線、三様」
・刺青
・白夜行
・光と嘘、真実と影―市川崑監督作品を語る
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ちなみに、自分の分だけ簡単に解説すると
「刺青」は画素数の多さ、キメの細やかさで
おんなを表現してるんですが
「白夜行」はわざと粗くしてる。
読み手に主人公のイメージを補間させることで
おんなを表現してる。
その対比という意味で2冊選んでみました。
また、映像の世界からも1冊。
市川監督の本を。
市川監督の作品は、おとこを主人公にしつつも、
実によくおんなを描いている。
(横溝正史シリーズなど特にそれが顕著に出ていますね)
そんな感じで3冊を編んでみました。

改めて思ったのが
「キャッチフレーズを付ける」
大事さ。キャッチフレーズを付けることで
3冊に対する自分の意味づけ、文脈みたいなものが
キチンとできます。

ちなみに、Iくんは当初、3冊のうち1冊を
別の本にしようと思っていたみたいで、
その1冊に変えると、3冊の文脈がガラっと変わる
と言っていました。
→これぞ「編集」の面白さですね!

3冊の選び方も様々で、1冊をキーにして
残り2冊を選ぶというやり方もあるし
2冊選んでおいて、1冊を付け加えることもできる。

あるいは3冊均等(?)に正三角形のような選び方もできる。

今回3冊の本を選ぶのに
だいぶ悩んだり迷ったりしたのですが、
1回自分で選んでみて、
そして他の人が選んだものをみてみて、
「これ、いろんな3冊を組み合わせがありだな」
もっとやりたい!
3冊の組み合わせでいろんなことが表現できる!
と思いました。

というわけで、近いうちに再度開催したいと思いますので
おたのしみにー。

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