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アニッシュ・カプーア@SCAI THE BATHHOUSE

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少し前のことだけど、根津のSCAI THE BATHHOUSEでアニッシュ・カプーアの新作を見てきました。

漆やアクリルを使った作品等、面白い作品がたくさんありましたが
特に、ステンレスのパーツを組み合わせた、お椀状の作品がよかった。

目の前に立つと、自分がバラバラになって、凹レンズの仕組みで逆さに映る。そして、遠近感がなくなって、なんとも言えない不思議なトリップ感が味わえます。

カプーアの作品は、一番最初に見たのは、たぶん水戸芸術館の長谷川祐子さんキュレートの展覧会。
そのつぎは、金沢21世紀美術館の展示だと思う。
最初は意外と印象に残らなかったんだけど、21世紀美術館で見た、漆黒のまるの作品が面白くて、すっかりファンになりました。作品は、室内の斜めの壁(?)に反射率ゼロで塗りつぶされている○がある。穴が開いていて、向こうに空間があるようにも見えるし、やっぱり塗りつぶされているようにも見える。自分の遠近感というか、空間感覚が麻痺するような摩訶不思議な作品でした。
この人の素材探求心というか、(空間そのものではなく)素材を突き詰めて、鑑賞者の空間感覚を刺激するセンスが素晴らしいなと思います。

韓国のリーアムミュージアムで見た作品も、たぶん漆を使った作品だと思うんだけど、つるっつるで、例によって目の前に立つと、自分が逆さに映り、遠近感を消失する仕組みになっています。作品自体としても、かなり美しく、素晴らしい作品でした。

毎回裏切らずによい作品を発表し続ける。すごい作家だと思います。
これからも追いかけたいですね。


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コメント

あの水戸芸術館のキュレーションは清水敏男さんですね。

投稿: にゃ〜 | 2011/01/23 02:50

にゃ〜さん
コメントありがとうございます。
水戸芸術館の展覧会は、1993年の「アナザーワールド展」でした。清水敏男さんがキュレーションだったんですね。長谷川さんだと思ってました

投稿: 恵 | 2011/01/23 11:10

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