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昨日は夏至の日、百万人のキャンドルナイトの日でした

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昨日は夏至の日、百万人のキャンドルナイトの日でした。

一応、わたしも蝋燭に火を灯して、キャンドルナイト。
ちょうど冬至から180度(約180日)経過して、冬至の日からの自分を振り返ってみつつ
蝋燭の明かりだけでしばし静かな時間を過ごしてみました。
季節は巡る。時間は巡る。地球暦で180度回ると、いろんなことが次のステージを迎えていて面白い。
やっぱり暦のリズムって大事だなあと思ったりして。
最初は蝋燭の明かりだけでは暗いなあと思ったのですが、慣れてくると意外と明るい。
なかなか素敵な夜でした。

百万人のキャンドルナイト、省エネとかそういう堅苦しいぬきで、蝋燭の明かりで静かでゆっくりとした時間を過ごしましょうというのが、本来のコンセプトみたい。

ここのところ、このキャンペーンがずいぶん浸透してきたのか、窓から見えるご近所の灯もかなり暗めのように思いました。みんなでこのゆったりとした時間を過ごしている、と思えるのもまたしあわせなことです。

蝋燭の明かりといえば、谷崎の「陰翳礼讃」。以前このブログにも書きましたが、ほの明るい中で見るものの色のつやめきみたいな物に目覚めたのは卒論の指導教官のI先生の薦めで読んだこの「陰翳礼讃」がキッカケでした。
先生の専門は、光環境なんだけど、欧州やら、昔の日本の光環境やらを引き合いにして「いまの日本は明るすぎるよ」「ライトアップなんかも、幽霊みたいで、ボク嫌いなんだよね」ってよく言っていました。
先生の指導(といっても、ゼミで一言三言だけど)は、いまの自分の少なからぬ影響を及ぼしていて、心ひそかに感謝しています。

そういえば、西洋における蝋燭の明かり・・といえば、キューブリックの「バリーリンドン」も見逃せない。
この時代のムードを忠実に再現するため、なんと室内の撮影は蝋燭の光だけで撮影しています。このためにNASAのために開発されたレンズを探し出して使用したとか・・・。
あの蝋燭の中でゆらめく、人々の表情、衣装、インテリア、なんとも美しいです。話の救いようのなさも、キューブリックらしい。もし機会があったら見てほしい作品です。


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