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映画「NINE」を観てきた

ヴァレンタインにチョコを上げた人からお礼ということで映画「NINE」に招待して戴きました。

で、感想。

ストーリーそのものは「シカゴ」ほどは面白くないんだけど、映画ファンにはかなり面白い映画だと思いました。
映画のための映画、映画大甲子園みたいな映画です。

逆にいうと、映画ファンではない人にはあんまり面白くない作品かなと思いました。
ド派手な衣装、ショウとしての演出力みたいなものは流石なんだけど、それだけで押し切るにはちと力不足というか。

フェリーニに「8 1/2」をベースにしていることは、主人公のコスチューム、映画監督という設定、イタリアなまりの英語ですぐに察しがついて、思わずニヤっとしてしまう。

まず、主人公のダニエル・デイ・ルイスの向こうに、マルチェロ・マストロヤンニが見え、フェリーニーの「8 1/2」が見え、ソフィア・ローレンの向こうに「ひまわり」が見える。主人公の子ども時代の幻想に「ニューシネマパラダイス」が見え、ニコール・キッドマンの向こうには、「ムーランルージュ」、あるいは女優としての彼女の自身のイメージが見える。ケイト・ハドソンの向こうには、彼女のお母さんであるゴールディーホーンが見える。あと、女性全体のイメージとしては、昔のブリジットバルドーのイメージなんかも見える。

これらがキラ星のごとく見え隠れする、これがこの映画の面白さのような気がしました。

逆に、これらが見えないとすると、実はあんまり面白くないのではないかと。

華やかな割りにツウ好みの映画だと思いました。

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