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山口藍「きゆ」@ミヅマアートギャラリー その2

さて、山口さんとの対話の続き。

山口さんは、海外でも精力的に活動されています。

特に昨年のロサンゼルスの展覧会「花は野にあるように」は、写真で見ただけなんですが、空間の使い方も絵の密度もかなりハイレベル!なんで東京でやってくれないんだ、って地団太踏んだぐらいなんですが・笑
これも、かなり海外のお客さんを意識したものだったようです。

山口さんは
「日本的な作風であることだけでは、飽きられてしまいますし、むこうでは、空間全体としてどう表現するかとか、細かい絵の表現み見られますから、その点は凄く考えましたね」
と仰っていて、意外なんですが、結構観客を意識した作品作りをしているのだな、とちょっと驚きました。

そして、山口さんに
「海外の人は、この作品に登場する娘たちがいったいどんな仕事をしているのか、どういうバックグラウンドなのか分かっているのですか?」
ときいたところ、
「それはやはり、質問されますので、説明しています」
とのこと。

ともすれば、キモノとか、アニメとか、和風なキャッチーさ(ある種、村上隆的な?)で受け取られるところ、
これをキッチリ説明するのは難しいと思うし、どこまで理解されているのかなとちょっと心配になりました。

でも。。。

あの「百の花、雪はふりつゝ」を鑑賞して思いました。
そういう誤解など、軽く飛び越えられる、圧倒的な作品の力がここにあるのだと。

山口さんは、パーティの間もファンの人の質問にも、とても丁寧に答えていらっしゃったのがとても印象的で、自分の作品に対して、凄く責任(?)のようなものを持っていらっしゃる方だなあと思いました。

その丁寧さみたいなものが、作品一つ一つの作品のディティールにも現れていて、そのあたりも含めて、やっぱり山口さんは素晴らしいアーティストなのだと実感しました。

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