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2009年11月

さくらクレパス消しゴム

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文房具朝食会の後、伊東屋新宿店で購入。超かわいい!

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文房具朝食会に行ってきました

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今日は、前からずーっと行きたかった文房具朝食会に参加してきました!

素敵な文房具に出会えたし、VIRONのパンも美味しかったし、超楽しかった~!

素晴らしい時間をありがとうございました。

紹介してもらったものの中で、印象的だったのは千代紙。
ちょっとしたメモや、ぽち袋として活用されていらっしゃるとのこと。
そうか!文房具も使い方次第なんだ、と目からウロコでしたた。

そのほかにも、
・美術展にいくと必ず買うという「クリアファイル」。なかでも出色のデザイン・笑
「黄金の背景の阿修羅」。
・超細型のMONOの消しゴム。
→小さい字も消しやすい!
・小さいマッチ型のポストイット
→超かわいい!
・ブラックなデザインのぽち袋
などなど

いやー、やっぱり文房具って楽しい!

っていうか文房具を語る文具ファンの姿が楽しい・笑!

わたしの文房具魂に火がつきました。

ちなみに私が紹介したのは
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マーブルスタンド
図面を見ながらPCで本文を打つときに便利。

ポストイットスリム(見出し)
小さいので、原稿の文字部分にかからず付箋が貼れる。原稿チェックに便利

マックス vaimo11 FLAT
厚めの文書でも軽い力で綴じることができるホッチキス。グッドデザイン賞受賞

です。vaimo11 FLATの評判がよかったです^^

最後には土橋さんからの上海土産、上海コクヨのキャンパスノート、そのバッタもんのギャンブル?ノート、鉛筆等のプレゼント、文房具朝食会幹部メンバーによる小冊子「ぶんちょう」もあり、お得度満点のイベントでした。

それにしても、今回のイベント、参加者のネームカードは作ってあるし、進行表は配られるし、段取りも超細やかでビックリ。

さすが文房具好き・・・・。

細やかなんだけど、独特のあたたかな雰囲気があって、文房具朝食会、とっても素敵な会だと思いました。次回もぜひ参加したいと思います!

※VIRONのパン。こんな感じ。圧巻です!
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たぶん一生のうちで一番好きだ

たぶん一生のうちで一番好きなマンガは

成田美名子の「エイリアン通り」です。

成田美名子は、その後「サイファ」とか「アレキサンドライト」とかを発表しているけれど、この「エイリアン通り」以上の作品はその後作れていないと思います。

「エイリアン通り」は、私が中学生ぐらいのとき、大ヒットした作品で、そりゃもう、擦り切れるぐらい何度も何度も読んだマンガです。
金髪の美少年、天才、大金持ちでビバリーヒルズの豪邸に住んでいるなんて設定いかにも古臭いし、今読み返せばきっと、気恥ずかしいぐらい稚拙な表現もあるだろうけど、10代の感性がやわらかなときにインプットされたこの美しい絵柄や物語は、今も私の心の一番奥の部分を占めています。

どんなことがあっても、自分に無償の愛を与えてくれるホームグラウンドみたいな場所を確信したい。

私の10代のときの気持ちと相まって、深く深く刻まれている作品です。

こういう作品は大人な理屈で面白さが説明できないんです。
ただ、あこがれて、大好きで、若い感性で好きになった作品。

私の思春期の証明書みたいなマンガです。


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さとうめぐみさんイベント2つ終了

おかげさまで、わたしが幹事を勤めさせていただいた
さとうめぐみさん出版記念講演会@中野サンプラザ
・読書朝食会 "Reading-Lab"(リーラボ) さとうめぐみさんワークショップ@渋谷区勤労会館
無事終了しました。

どちらもあっという間に完売御礼。熱い手帳ファンが集結し、大変充実した内容にすることができました。
さとうめぐみさん、当日のお手伝いをしてくださった皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

自分としては
・読書朝食会 "Reading-Lab"(リーラボ) さとうめぐみさんワークショップ@渋谷区勤労会館
が段取り含めちょいと大変だったのですが、20代男性参加者が手帳術に強い興味を示してくれたのがとても嬉しかったです。
リーラボに入会したときから、「ここのメンバにはウケる」と確信していたものの、ここまでいい反応が得られるとは思っていなかったので・・・・よかった!

彼女の手帳術は、20代~30代のビジネスマン(男性)も活用できる素晴らしいものなのですが、どこか「女性向け」なイメージが強くて、いつか「男性向けのマーケットを開拓したい」と思っていました。
→日経ビジネスアソシエ「手帳特集」へのご縁をつないだもの、そのあたりの戦略を踏まえてのことでした。

今回の朝食読書会のイベントで、生さとうめぐみの魅力に触れてもらい、マーケットを開拓できたのは本当によかったです。
ちなみに男性参加者からは「手帳を書く自分との軋轢が必要ないと分かった」「時間と戦うのではなく、時間の調和することができる」「~する、ではなくて、~できると考えればいい」などなど、様々な気づきがあったようで、もう本当にやってよかったと思いました!
また、これをきっかけに、男性も含めてビジネスシーンで活用できる手帳術をアピールできるといいなと思っています。

しかし、初体験幹事2連チャン。緊張の連続でちと疲れました。イベント終了後、思わず高田馬場のスタバで呆けてしまいました。

今日はゆっくりできたので、明日から仕事また頑張りたいと思います。

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岡田斗司夫の「ひとり夜話」@ロフトプラスワン つづき

続いて
●テーマ2: 「クリスマスまでに恋人以下・友達以上を見つけよう」~ぼくたちの恋愛
→恋愛経済学

これは想像していた内容とかなり違っていて、正直、リクツでは分かるんだけど、キモチがついていきませんでした~!

まずは、一連の婚活サギの事件を紹介しながら「彼女ほしい」「結婚したい」けど「お金はある」独身男性の市場1兆1220億円(1870万人×0.6(貯蓄あり)×1000万円=1兆1220億円)という試算をした上で、就職したいけど、できない女子、あるいは働くのが好きではない女子がたくさんいるという現実を踏まえ、「結婚でもなく、就職でもない、あと数年ブラブラするための逃げ込み先」として、

ナイト(騎士)とメイト(被保護者)

というモデルを提唱しています。
要は、「就職とか金とか、そういうしんどいことはオレ(男)が面倒見る!」という制度。

ナイトとメイト三種(岡田さんのレジュメより)
>第1種ナイト
 メイト(パートナーとメイドの間)
 専属契約あり、セックスあり、支払い大
第2種ナイト
 ご主人様とペット(複数アリ)
 専属契約なし、セックスあり、支払い中
第3種ナイト
 父親・母親とムスメ、ムスコ(複数アリ) 例 森光子と少年隊ヒガシ
 セックスなし、支払い小

まず、前提として岡田さんの「フロン」的背景にないと分かりづらいんじゃないかと思いました。
恋愛的なんだけど、実は恋愛ではなく「お金」とか、何か別の目的でつながる関係みたいなもの。これが多分受け入れがたいと思いました。
ちなみに「フロン」で、岡田さんは、家庭、仕事、恋愛の三権分立を唱えていて(オリジナルは森永卓郎さん)、この「フロン」の文脈でいうと「恋愛」というより、「家庭」の話かなと思いました。
→「フロン」では、「家庭」は「恋愛」とは切り離された存在です。子育て等、ある目的をもった「組織」のようなものだと定義されています。岡田さんは、家庭に恋愛を持ち込むな!とまで言っています。

ナイト制(もしくは擬似家族?)は、自分にはまったくリアリティの無い話だけれど、確かに、働くのが苦手、かつ、たとえメイトになっても問題なし、って割り切れる女子もいて、ありえない話とは思えないです。
ただし、問題は男性がどこまで「ナイト」になれるかもまた問題で、多くの場合、女子に「多く」を求めそうな気もします。。あとは、双方の合意、バランスの具合かなあ。

それと印象的だったのが、男女の市場価値を以下の4つの項目で定義した点。これは鋭い。特に、女性の年齢、見た目の項目が入っているあたり、よくぞここまで!と感心しました
独身男女は、この4つの項目に目を背けず、自身の市場価値を認識せねばならないのです。

女性の市場価値
 A:年齢
 B:見た目
 C:提供サービス
 D:ブランド

男性の市場価値
 A:提供環境
 B:見た目
 C:コミュニケーション力
 D:ブランド

ちなみに、男女とも、ちゃんと「B:見た目」が入っているのは、やはり岡田さんの「レコーディングダイエット」後のシフトチェンジのような気がします。

さて、クリスマス。
どんな男性と過ごしましょうかね・・・。

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岡田斗司夫の「ひとり夜話」@ロフトプラスワン

先週の金曜日、ロフトプラスワンで、岡田斗司夫さんのトークショウ「ひとり夜話」を聴いてきました。

今回のテーマ
●テーマ1: 「人生の意味を教えましょう」~ぼくたちの洗脳社会2
●テーマ2: 「クリスマスまでに恋人以下・友達以上を見つけよう」~ぼくたちの恋愛

テーマ1については、私が普段感じていたこととかなりリンクしていました。
たとえば、岡田さんは最近、読者、顧客を「カスタマ」と考えるのではなく「パートナー」として考えているというお話がありましたが、わたしもここ2-3年はそんな感じですね。確かにわたしはお客さんからお金をもらっている立場ではありますが、べつにお客さんの奴隷ではありませんから。
お客(上)、わたし(下)という意識は、むかしアサーティブトレーニングを受けたあたりから劇的に変わりまして、同じミッションを遂行する上で、そのような上下関係はむしろ不要で、目線をそろえて、目的の方向へ手を取り合って歩んでいく。人間と人間とは平等ではない、しかし、コミュニケーションにおいては対等であるべき。それが一番効率的。そんな感じがしています。
・・・にしても、岡田さんの読者や顧客をパートナーと考える姿勢は、やはり勝間さんの影響大だと思いました。
今回のひとり夜話も、どんなことをやったらいいか悩み中なら、アイディア頂戴!とブログの読者に問いかけるし、ツイッターを始めれば、積極的に「これってどういうこと?」と問いかける。
50歳過ぎて、この謙虚力は本当に凄い。

あと、面白いと思ったのが、「ヒトは文明という生物の下部構造(メディア)ではないのか?」という話。
個人というものは、「文明」のわけみたま、みたいな感じでしょうか。
岡田さんはこれを手書きのメモをプロジェクタで見せながら説明してくれたんですが、これ、スピリチュアルな本に出て来る、「ワンネス」の思想モデルに似ているなと思いました。
今までも何度かこういうことがあったのですが、リクツ民族のくせして、意外とスピリチュアルなものと「相似形」になるのが、面白い。いや、岡田さんは宗教にも造詣が深いし、そんなのは承知のうえか・・・・。
とにかく、オタクな方を目の前にしてあのモデルを見せたのが面白かったですね。

あと、印象的だったのは、「乗り物としてのヒトは大事にしよう=元気で健康で長生きが大事!」を強調していたこと。
「そんなのあたりまえじゃん」って思う方が多いと思いますが、これは岡田さんにとって凄いパラダイムシフトが発生したんだと思います。だって岡田さん、以前は「人間はある年齢になったら死んだほうがいい」って言っていたんですから。

おそらく原因は、岡田さんがギャオの「ひとり夜話」で話した「皆既日食をみにきていた100歳のおじいさん」のことだと思う。これ、NHKか何かの番組で放送されたものらしいのですが、皆既日食ツアーに参加した100歳のおじいさん、船のデッキチェアで横になりながら言ったそうです
「次の皆既日食は、見られないかもしれないから」と。
「かもしれない」(!)

おじいさん、基本的には、次の日食、見る気満々ですよ。
岡田さんは、この番組見て思ったそうです。「人生、リスクを気にしてマネジメントするよりも楽天的なほうが、トータルでプラスに転じる可能性が高くなるのではないか」と。
それ以降、岡田さんの考え方ってぶっとぶぐらいにプラス思考になってる気がするんですよね。

「東京ドームに行きたい」

とか。
ムリかもしれないけど、ここまでやられると私も応援せざるを得ない気になってきます。
がんばれ岡ちゃん!と。

次の記事で
●テーマ2: 「クリスマスまでに恋人以下・友達以上を見つけよう」~ぼくたちの恋愛
について書きます。

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ラフカット2009@新宿スペースゼロ

今週の感動2つ目は、「ラフカット2009」@新宿スペースゼロ。

ラフカット・・・
4本オムニバス形式の脚本にオールオーディションで俳優をキャスティングしたお芝居です。

今回はこんな感じです。

 第一話 「職員会議」  脚本 G2/演出 堤 泰之
 第二話 「真夜中の太陽」 原案・音楽 谷山浩子   脚本・演出 工藤千夏
 第三話 「アンデスの混乱」  脚本 鴻上尚史/演出 堤泰之 
 第四話 「父を叩く」  脚本・演出 堤泰之

友人に誘われて初めて行ったのですが、これが、想像以上に良くて。

特に第二話の「真夜中の太陽」は、不意打ち、号泣状態。
話の筋はありがちといえばありがちなのかもしれないけど、劇中の合唱曲として登場する「真夜中の太陽」という曲が、なんというか、私の心の中にいきなりブワっと入ってきて。

なんで泣いているのか自分でも分からない。

いや、そもそもここで泣いていいのか?

みんな泣いているのか?

ここで泣いたらマズいと思って、必死で涙をこらえるけれど、涙がでてきちゃう。

一応、ハンカチをスタンばっておいたのですが、二話終了後に休憩時間。

客電がついて(これまた不測の事態!)。

泣いている自分の姿を友人に見られるのが恥ずかしくて、ハンカチもってトイレに移動。

トイレで涙を拭いていたら、泣いているお客さん多数で、ほっとしました。

その後、三話、四話もなかなか面白く、ラフカット2009終了。

終演後、会場近くのレストランで友人と食事をしながら、今日のお芝居の感想を述べ合いました。

友人の解説によると、「真夜中の太陽」という曲は、谷山浩子さんの作品の中でも記念碑的な作品のようで、
帰宅してネットで歌詞を調べて、また感動。

個人的には、「真夜中の太陽」を聴いているときの、感性は、荒井由実を聞いてるときの感性に似ていて
歌詞の内容は、以前、このブログでも紹介した叶恭子さん「知のジュエリー12ヶ月」に載っていた

>「みずからの失敗から、嵐のような混乱を招いてしまい、その混乱の前で打ちのめされた思いで、ただ立ちつくすしかない日もあります。そのような日は、次の日の新しい朝が来ることが心の底から恐ろしいものですが、本当は、朝が来ることそのものが「希望」でもあるのです」

という言葉と

>「大人であるということ。それは、子どもである部分に正面から向き合えるということです」

という言葉を思い出しました。

こういう不意打ちの感動にオタオタする自分は、大人であると同時に、そうとう子どもだと思いました。

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野菜を楽しむ会に行ってきました

今週は感動ウィークでした・・・。

まず、1つめ。

友人M君の誕生日会(野菜を楽しむ会)@北参道。
会員制レストラン、初体験。
こんな野菜料理、初体験。
シェフの溢れるセンスに脱帽。

前半はゲストの自己紹介と、M君からのゲストの紹介があり、あとはお食事を楽しみながらの交流会(?)というスタイルでした。

M君の人徳というか、人となりというか、わたしの知っているM君、わたしの知らないM君が交差して、実にいい会でした。
ありがとうございました。

わたし自身に関して言えば、30歳までは「誕生日」は結構テキトーで、仕事やら勉強やらをしているうちに過ぎてしまうこともしばしばでした。
いつだったか、映画評論家の淀川長治さんが「誕生日とは今まで自分をはぐくんでくれたものに感謝する日」と仰ってていたのに影響受けて、割と大事に過ごすようになりました。職場でお世話になっている人にお菓子を配ったり、実家に帰って、両親から自分が生まれたときの話しを聞いたり。ここ数年は、毎年同じ人と、美味しいものをいただきながら、昨年一年の実りを味わい、来年への抱負を語りつつ過ごすというのが定番です。

M君は、まだ20代後半にさしかったばかりだけど、意識してよき日を過ごすことを心得ていて、なんだかとても大人な感じがしました。
最近の若者は本当に凄いです。

・・・にしても、このレストラン、そうとう気に入ったので、近日ご近所在住の友人Sさんを連れて再訪することを決心しました。

Sさん、じき、お誘いのメールをお送りしますので、しばしお待ちください。

今週の感動2つめ☆は、次の記事で書きます。

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喫茶店のトーストはなんでこんなに美味しいんだろう

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Hanakoのパン特集に載っていた喫茶店メニューが美味しそうでマネッこしてみました。

トーストした山型パンの上にホイップクリームと、シナモンパウダーを。
トーストちょいとこげたが・・・
ん。わりと美味しくできた

やっぱりパンと生クリームは合いますなあ。

それにしても喫茶店でいただくシナモントーストとか、な~んでこんなに美味しいんだろうと思います。
ウチで作るのも美味しいんだけど、喫茶店のはホント美味しい。
ときどき食べたくなります。

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都築響一の世界@お台場

先々週の日曜お台場のカルカルで、都築響一さんのトークショウに行ってきました。

内容的にはかなり重いものでしたが、氏の活動の核心を突く素晴らしいものでした。

圧巻は、トークの最後に登場した「岐阜山中のエロ本小屋」の話。

詳細はリンク先をごらん頂くとして、概要を説明すると・・・
廃墟マニアの人が発見したこのエロ本小屋。どうやら、どこかからかこの場所にやってきて、主はひたすらにエロ本を切り刻む。そして帰っていくという行動を繰り返していたようです。
小屋の写真を見れば分かりますが、すべてのスクラップが「表向き」。その量たるや・・・凄い。

これはもう立派なアート作品といっても過言ではありません。

その廃墟マニアの人は数年にわたり、このエロ本小屋(およびその主)を定点観測し続けていたようです。
当然主は、マニアたちを避けつつ活動をし、廃墟マニアもヘタに彼の領域侵犯をすれば逃げられてしまうわけで
非常に微妙な「見る」「見られる」の関係があったようです。

ところが、主は突然ほぼ連日車の中に泊り込み状態でエロ本小屋でスクラップを切りまくるようになりました。

そして、ある日、廃墟マニアの人が、覗いてみると主は車の中で死亡していたそうです。

おそらく、主は自身の死期を知り、最期の瞬間までひたすらにエロ本小屋での作業に費やしたのだと思われます。

この話をきいたときに胸の奥がジンとして、世間から見れば奇妙なことをしている、孤独な人、不幸な人であったかもしれないけれど、幸福か否かは彼自身の問題でしかない。それを暴力的に発見し、侵犯してしまった我々のエゴみたいなものを感じました。

「~けれど幸せ」byひこうき雲

映画でいうと「パンズラビリンス」とか。
このブログでレビューしましたけれど。

そういう世界に通じるものを感じました。

カルカルの司会の方はこのエロ本小屋の主の話をきいて「ああ、日本のヘンリーダーガーだ」といっていましたけど、凄く的を得た表現だと思いました。
ヘンリーダーガーについては、こちらを。
名声や職業意識を前提としない、発表することも意識せず、ただひたすら「自分のためにだけ作った作品」。それを暴いてしまうことのエゴとか、責任とか。

都築氏は、秘宝館、イメクラ、TOKYO STYLE、珍日本紀行の世界など、それまで光が当てられることのなかった無名の人々の作品に着目し、それらと、一般的にアートと認められているものとを対比させながら、「なぜこれがアートとして評価されるのに、こちらはアートとして評価されないのか」を問うのを得意としますが・・・・

今回のトークショウでは、それに伴うおのれのエゴみたいなものを告白した。
そこが凄いと思いました。

都築氏、それに対する唯一の贖罪(?)というか、恩返しは、

「勇気をもらい、強く生きること。」

と言っていました。

うん、それしかなかろ。

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