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才能とは?

314h7vmytgl_ss500_好きであることと、得意であることとは違う。
「好きかつ得意なこと」それを見つけるのが意外と難しかったりして・・・。
わたしも好きだけど得意じゃないこと、得意だけと好きじゃないことがあって、あ~上手くいかないなあ!と、ときどき悩んでみたりする。
でも、これが見つかったら、人生においてすごいブレークスルーになるんじゃないかなと思います。

話はちょっとずれますが岡田斗司夫さんの「プチクリ」という本に、バイオリン好きのSさんの話が載っていました。
このSさんは、バイオリンが大好きなんですが、なんせ演奏が下手。そんなSさんは日曜大工が得意で、自前でバイオリンを作りはじめたら、わずか2年程でプロのバイオリン職人になってしまい、いまや自分の楽団を持つまでになってしまったという話。


要は「好き」ということ自体、既に才能ということ。でも、「好き」って実は多面的でいろんな可能性を秘めているので、それを認識した上で、どのように自分の「得意(具体化)」に結び付けていくかがポイントと、いうことですね。

岡田さんがプチクリを発売したときのトークショウでも言っていたんですが、この「具体化」のハードルが意外と高い・・・。

好きと得意がうまくドッキングしたとしても、それが上手く花開くのにも時間がかかることがあることもまた確か。

まあ、ここで例の「一万時間の法則」が生きてくるのかもしれませんね。

以前、柔道か何かの監督をしている人が、「飲み込みが早い人っていうのは、意外と小さい花しか咲かないことが多い。自分の経験からすると、むしろ飲み込みが遅いタイプの方が、大きな花が咲くんです」
「だから、最初なかなか上手くならなくても、じっくり選手につきあいますね」
みたいなことを言っていて、なるほどなあと思ったことがあります。

要領いい人って、ひょいひょい階段を上って行って「ああこれでいいんだ」って思うから、本当にむずかしい問題を与えると解けなかったりする。あと、そのテーマをやめて、もう別のテーマにいっちゃったりする・笑
結果、小さい成果しか残らない。
「なんでこうなるのかな~」「なんでできないのかな~」って悩みながら歩みを進めた人の方が、ちゃんと難しい問題を解ける力を身につけている。結果、大きな成果を残している、ということが、自分の周囲をみていてもよくあります。
→適当に要領よくやってる人!わたしの目はごまかせませんよ!!わたしは何でもお見通しです・笑!!!

まあ、どちらがよいかという問題はおいといて。

近づいたと思ったら遠くにいき、遠いと思ったら近づいたり。
なんだかやっぱりよく分からんです。この「才能」ってやつは。
もうじき、勝間さん翻訳の「outliers」も出ますので、この本を読みつつ、また「才能」について考えてみたいと思います。

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