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2009年2月

叶恭子さんにおもふ

知のジュエリー12ヶ月、改めて思うのは、叶恭子さんという人の意識は、我々のはるか上をいっている人だということ。
それゆえに世間では理解されがたく、また恭子さんの数々の発言が「ぶっ飛んだ」風に思われてしまう。

いやそもそも、恭子さん自身、はるか上を見据えているので、我々レベルの人間に理解される必要もないと思っているかもしれない。

なんだかその存在自体、私には宇宙人のように思えて仕方ない。

ゆえに、若かりし頃は「なぜ自分らしく生きることが、社会との軋轢を生むのか」「なぜ世の中は生きづらいのか」と思ったに違いない。

今回、知のジュエリー12ヶ月を読んで改めてそう感じました。

そして、彼女の考えていることは、彼女が中学生に語りかけるぐらいに目線をさげてようやく理解されるのだと。

逆に言えば、彼女の考えるところの一人前の大人とは、かなりレベルが高い。

すごい人です。ホント。

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叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 (よりみちパン!セ)

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世間一般でいうところの「忙しい」状態です。
ても、忙しいっていうと、わたし、ちゃんと仕事のマネジメントできていないですって告白してるみたいでイヤなので、忙しいって言わないようにしてます。

ん~、じゃあ何ていうか?

とりあえず「繁忙期」かな・笑!!

何かいい名前を思いついたらこのブログに書きます。

そんな繁忙期ですが、生き返りの電車・・・・じゃなくて行き帰りの電車での読書時間はしっかり確保しています。

最近読んだ本の中でダントツのヒットはこちら。

叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 (よりみちパン!セ)

以前から読んでみたかったのですが、書店で手にとって思わず目頭熱くなって、即買いしました。

「みずからの失敗から、嵐のような混乱を招いてしまい、その混乱の前で打ちのめされた思いで、ただ立ちつくすしかない日もあります。そのような日は、次の日の新しい朝が来ることが心の底から恐ろしいものですが、本当は、朝が来ることそのものが「希望」でもあるのです」

「大人であるということ。それは、子どもである部分に正面から向き合えるということです」

すべて紹介したいぐらい素晴らしい名言がつまってます。

この本を読んで、叶恭子さんという人は世間ではだいぶ誤解されているのだな、と思いました。
この本に出てくる叶恭子さんは、実はこれ以上ないくらい世の中、人間というものを熟知しているし、最高のインテリジェンスを持っています。

この本は、中学生ぐらいの女の子向けにかかれた本なのですが、彼女が少女たちにはなしかけるその言葉は「知のジュエリー」というタイトルにふさわしい、彼女の(決して語られることのない)数多くの経験から導かれた金言ばかりです。
ん?金じゃないですね・笑。それ以上です。まさに「宝石(ジュエリー)」
文章もとても洗練されていて、それでいて「叶恭子」の話す言葉が聞こえてきそうなほどリアル。
心の奥にズンと来る。

恐れ入りました。

白眉なのは、中学生の女の子からの「整形」に関する質問の回答。

回答は・・・・・ぜひ本を手にとってみて確認してみてくださいませ!

あ、叶恭子さんの本だけでなく、よりみちパンセシリーズからは沢山のよい本がでています。
わたしが読んだ中では小熊先生の「日本という国」がなかなか面白かったです。
ココに書いてあることがすべて正しいとは思わないけれど、わたしたちが歴史の教科書で習った近代史とは違う切り口の近代史がここに書かれています。

あと、今日も書店に
だれでも一度は、処女だった。」千木良悠子 (著), 辛酸なめ子 (著)
この世でいちばん大事な「カネ」の話」西原理恵子 (著, イラスト)

が並んでいました。

どちらも面白そう!

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伊島薫 「Landscapes with a Corpse」@Art Jam Contemporary

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渋谷タワレコの次は、伊島薫久々の展覧会@恵比寿ナディッフ2階のArt Jam Contemporaryへ。

恵比寿ナディッフ初めて行ったのですが、いやー、分かりづらい場所です!
人に道を聞きながら、路地を入り・・・店の明かりが見えたときにはホッとしましたよ・笑

展覧会の内容はというと、伊島薫の女優連続殺人事件ものの作品をまとめた「Landscapes with a Corpse」出版記念の展覧会です。
→一番最初は小泉今日子。当時結構話題になりましたね。その他、美麗な有名女優が世にも美しいスタイリングで劇的な「殺害現場」を演じています。

展覧会の規模は小さかったのですが、やはり大きいサイズのプリントはいいですね。
発色もキレイだし、迫力が違う。

今回、大型液晶モニタで全作品を連続して流していたんですが、これが素晴らしかった!

最初、被写体(女優の死体)が写って、だんだん引きの画面になっていく。

これがまるで映画のシーンを見ているようなドラマティックな映像なんです。

おそらく静止画をズームして、引いているだけだと思うんですが、まるで動画をみているような、緊張感あふれるダイナミックな映像なんですよ。
「これ、写真を撮影するときに、動画もとっておいたってこと???」と思わずにはいられない。

キレイだったなあ・・・。

今回出版される写真集は、このシリーズの集大成ともいうべき写真集です。
実は「死体のある20の風景」は光琳社出版が倒産して長らく絶版だった(いい写真集なのに!!)ので、ファンとしては嬉しい限り。
今日実際に現物を手にとってみたみたのですが装丁もきれいだし、いい写真集だなあと思いました。
ドイツの出版社から出版されたようです。
長谷川祐子さんも寄稿されているとか。

ほしい・・・・・でも家に置くのはちょっと怖い・笑


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BUCK-TICK衣装展@渋谷タワーレコード

今日は仕事帰りに渋谷タワーレコードに寄ってきました。

BUCK-TICK「memento mori」タワレコでもかなりプッシュしてるみたいでニコニコでした。
衣装展、大きな看板など・・・・
あ、ちなみに店頭での「memento mori」のディスプレイ、BUCK-TICKファンの方が担当したらしく、市川哲史さんの「さよなら、ビジュアル系」がさりげなく置いてあり、思わずニヤリ。

ん~、これが分かるのはわたしと同世代のファンだな、きっと!

各方面の評判もよいし、ファンとしては嬉しい限り。


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ネットとか写真とか 補足

21日掲載の「ネットとか写真とか」

一応他の人の書いていることを探してみたら、こんなのをみつけました。

ん~、やっぱりそうだよねえ。顔写真って危ないよねえ。

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鉄仮面

昨日は、友達のKりんのやってるエステへ。
ココのところの忙しさに加え、連日異常なほどの緊張感を強いられる時間が長く・・・、かつ前日深夜まで作業、当日もお客さんとの間でトラブルなどもあり、スケジュールも詰め詰め状態→トラブル発生で将棋倒しとなり・笑
その緊張が顔にも相当きていたようです。
施術後、Kりん曰く
「鉄仮面みたいに堅かったですよ。途中やっと緩んできたけど・・・ちょっとやばい感じでした」
とのこと。

なんと彼女の指先が痛んでしまうほどだったとか(すまん~~)

でも、おかげ様で、施術終了後は顔も緩み、身体も緩んだ状態に。
ほっこり。ありがとね!

このほっこり気分を反芻したくて、帰りしなに、品川の「オーバカナル」に立ち寄り、大好きなカフェオレを飲んできました。P1000001_3

まだ20代で新米社員で今以上に激務をこなしていたころ、仕事帰り自分への褒美として「オーバカナル」でカフェオレ飲むのが大好きでした。

その当時は原宿のお店に行っていたんですが、そこではパリそのままに「カウンタで頂くとちょっと値引き」というシステムがありました。

品川のお店でもそうなのかな~と思ったら、やっぱりここでもやってました。
600円→450円!
お得!
この値段でこの美味しさでしたら、◎です。


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人生は愛と死

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ついに出ました、BUCK-TICKニューアルバム「memento mori」!
家で聞く時間がないから、職場でガンガン聞いてます・笑

BUCK-TICK、また新しい地平にたったなと思いましたね。
20年経て、ここまで新鮮な音楽、新しい世界を見せてくれるBUCK-TICKもはや奇跡のバンドだと思います。

「音楽と人」で三浦しをんさんがBUCK-TICKニューアルバムについて特別寄稿されていましたが歌詞に関しては、もはや神話の世界です。描かれる世界は抽象的、象徴的なのに、わたし達の心に鮮やかに浮かび上がる。
それは、たとえるならジェームズ・タレルの作品のよう。
ジェームズ・タレルの光をモチーフにした作品は、非常に抽象的な作品ながら、わたし達の心に様々な情景を呼び起こさせます。美しい夕日や、野原に寝転がりながら見た青い空・・・。それらは必ずしも実際に見たことのない風景なのに、なぜか心の中に浮かび上がる。そういう「わたし達の心に何かを呼び起こさせる」アブストラクトさを持つ魅力的な作品です。

ふと、そんな作品を思い出させる・・・凄い領域に到達したなと思いました。櫻井さんの歌い方も伸びやかで表現のバリエーションが多くて。

ああ、この人はもう「どこへでも行ける」と思いました。

わたしのイチ押しはナンと言っても「memento mori」。
人生は愛と死。
俺たちは愛と死。
シンプルなのに、この人たちが歌うとどうしてこう心にしみるのか、説得力があるのかと・・・目頭熱くしながら聞いてました。

かつて「Six/NiNe」で、人間として生きる苦しみの極みを描いたBUCK-TICKがこんな悟りの境地のようなアルバムを作るとは・・・。
これからもついていきます!

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ネットとか顔写真とか

今日は少し個人的意見を。

つい最近、友達の転職先の事務所のwebサイトを見ていてびっくり。
所員全員の顔写真が載ってました・・・。
ん~所長やパートナーレベルならいいと思うけど一般所員まで・・・・
個人的には、顔写真の掲載は、たとえ、本人の許可を得たとしてもセキュリティポリシ的には好ましくないと思いますね。
顔は究極の個人情報。
有名人ならともかく一般の人の顔写真をwebに載せることがどれだけ危険なことか、前職(某通信会社)でたたき込まれましたから。
右クリックで簡単にコピー、加工されていろんなサイトに掲載される・・・怖いじゃないですか!

もし、職場でネットに顔写真を載せろと言われたら・・・もちろん断固反対します。
クライアントからも、顔写真を平気でwebサイトに載せる事務所=個人情報管理がなっていない事務所と思われるリスクもあります!!絶対やっちゃだめ。
わたしならそう説得します。

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もてたりもてなかったり

今日はバレンタインデー。

皆さん、スウィートなバレンタインを過ごしていますか・笑?

昨日はバレンタインイブということで、職場でお世話になっている人にチョコを差し上げました。

今年はジャンヌトロワ@本郷三丁目の「ジャンヌ」オランジュショコラです。ほろ苦い大人の味がたまらんのです・・・・自分用に買うこともあるのですがやめられないとまらない状態になります・笑

帰りに歯医者さんに行ったんですが、歯医者さんも「ジャンヌ」と、こちらのコーヒーをセットで。

男性は義理でもチョコがもらえるとうれしいみたいで、友達なんか、朝貰うや否や写メで奥さんに写真送ってました。

今年は、職場の様子を見ていると、もらえる人ともらえない人との落差が激しかった気がします。
それが、必ずしも仕事の出来具合とは比例していないところが、わたし的にはちょっと悲しかった!!ちゃんと評価してあげようよ!女子たち!!
・・・・と思いましたね。

で、今日も出勤してたら、職場の友人から「友チョコ」を頂きました。

これが、とっても美しくて美味しくて!

Decadence du Chocolat (デカダンス ドュ ショコラ)

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わたしは、ハート型のパッションフルーツ風味のミルクチョコレートガナッシュをいただいたのですが、甘さと酸味のバランスガナッシュの濃厚さがたまらん一品でした。

お店の名前も素敵・・・・・☆

渋谷のマークシティにお店があるそうなので、ぜひ一度足を運んでみたいと思います。

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タイガーリリィの冒険

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いつも一人の女の子のことを書こうと思っている。
いつも。たった一人の。一人ぼっちの。
一人の女の子の落ちかたというものを。(「ヘルタースケルター」岡崎京子)

 タイガーリリィといえば、「タイガーリリィの冒険」。そう、岡崎京子の「ヘルタースケルター」のラストシーンです。

 「ヘルタースケルター」の主人公は、りりこは、成功という名の階段をジェットコースターのような勢いで上り、そして破滅していく。

 漫画の冒頭に登場するセリフ
 「最初に一言 笑いと叫びはよく似ている」
 
 そして、同じく岡崎京子の「リバースエッジ」に登場する
 「平坦な戦場で生き延びること」byウィリアム・ギブソン

 あまりに強く激しく生きていくことは、ときに何かを犠牲にする。

 「白夜行」を見ながら、ふと思い出しました。


 

 

 

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白夜行

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先ほど、DVD「白夜行」全巻見終わりました。
いやー、面白かった!

まず最初に東野圭吾の小説「白夜行」を読んで、それからドラマを見始めたんですが、これが大正解。

「白夜行」は購いきれない罪を背負った2人の男女が主人公なんですが、小説版では彼らの心情は一切描かれていない。いわば、主人公達は物語の中でボイド(空白)として描かれています。第三者の視点で描かれた彼らの姿、そのレイヤの積み重ねにより、読者(わたしたち)の心の中にボワっと浮かび上がってくる。それがなんともいえない恐怖というかイマジネーションをかきたてる存在になっています。

東野圭吾の小説は「秘密」「容疑者x」しか読んだことがありませんが、エンタテイメント小説家としては、なかなか面白い作品を書くと思います。

でも、

人間表現としての深みがない。
(ゴメン)

文学としてかほりたつものがない。
(さらに、ゴメン)

これだから、理系の作家はダメなんだよ!

とまで思っていたけど、これは、違う。

東野圭吾の特性を逆手にとった傑作だと思います。
(まだ、東野圭吾を見直した!とまで言わない・笑)

で、ドラマなんですが、小説ではひたすらボイドの存在だった彼らの心情がものすごく丁寧かつ説得力をもって描かれています。

何せ小説では、彼らの心情はボイドですから、読者の想像に委ねられます。だからドラマで描かれる彼らの心情をみて「えー、そんなはず無い」と思われるおそれもあったと思います。

そこを!

小説版の愛読者であっても「なるほど~」と説得させてしまう絶妙のストーリーとして展開しているわけです。

おそらく、脚本の森下佳子さんは、かなり小説を読み込み、それを丁寧に丁寧に解きほぐしていったのだと思います。演出も緻密で、ディティールも凝ってる。

「2人で太陽の下を歩きたい」

小説ではまったく描かれていないふたりの心の闇が、ものすごい重みとリアリティをもって訴えかけてきます。

個人的には、雪穂が教会で「結局神様はわたしのことを助けてくれないじゃない」と大暴れするシーン。篠塚一成になぜ惹かれていったかを描いたシーン。
雪穂がビジネスで成功し、階段を駆け上っていく一方で、どうしても拭いきれない「影」、「もうあとにひけない自分」、「自分はなぜこんなことをしているのか分からなくなる虚無感」、彼らを執拗に追いかけていた元刑事笹垣が、最後の最後、亮司に購うシーンにグっときました。

こういうドラマをみると、「やっぱり日本人のセンスってすごいな」って思います。

さっき、思わず「購い」って言葉を使ってしまいましたが、この小説の内容、アメリカとかだったら、間違いなくキリスト教的切り口で描かれると思います。
ヘンな言い方ですが、キリスト教のフォーマットで解釈されてしまうぶん、すごく単純化される気がします。
そこを、宗教とかそういうものなしに、自分たちの頭で考え、葛藤する、その辛さみたいなものが丁寧に描かれているのがいいなあと思いましたよ。
あと、単純に、この繊細さ、ディティールは、日本人独特の感覚!外国人にはマネできないと思いました。

ああ、日本のドラマって素晴らしいなあ。

これからご覧になる方は、ぜひ小説版を読んでからご覧になることをオススメします。

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最近のヘビーローテ

ニューシングル「GALAXY」

「GALAXY」もいいのですが、カップリングの「セレナーデ~愛しのアンブレラ」が最近の超お気に入りです。
最初聞いたときは、あまりの甘さに鼻血が出そうになりましたが、聴けば聴くほどハマってしまいます。
かつてのBUCK-TICKからは想像できない、激甘スイートラブソング。この意外性がたまりません。

甘いんだけど
「例えば わたし毒の持つ産毛の虫になったら
 あなたの陰で思っていよう」
キーワードがやっぱり今井さんだなあってニヤけてしまいました。

いま、ぜひ実現させてほしいのは
みんなのうた
でこの曲を流してくれないかなってこと!

いいと思うんだけなあ・・・・。

チビっこも口ずさめるしぃ。

親御さんが
「ん?この曲だれが歌ってるの?」
とか思って、クレジット見ると「BUCK-TICK」。

なかなかシュールでいいと思うんですけど。

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